2009Jリーグ ディビジョン1 第1節 鹿島アントラーズvs浦和レッズ


於:カシマサッカースタジアム

試合結果
鹿島アントラーズ2−0(前半1−0)浦和レッズ
得点者:22分野沢(鹿島)、51分マルキーニョス(鹿島)

浦和はアウェーでのリーグ開幕戦で勝ったことがないらしい。
さらに今年は相手が王者・鹿島。
さらにチケットは発売後瞬殺で入手困難。
普通なら早々にあきらめているところだが、勝負は二の次でいいからとにかく新生レッズを見てみたいという気持ちが強く働いて、チケット付きの観戦バスツアーを利用してはるばる行ってきた。
はるばるって言っても茨城県は埼玉県の隣のはずなんだがとにかく交通の便が悪い。
どんな手段を使っても結局面倒くさいので、ある程度近くまで送り迎えしてくれるバスツアーはありがたいのである。


というわけで川越駅に朝7:30集合。
所沢駅を経由して現地に向かうが所沢で乗ってきた家族連れのクソガキどもお子さん達がわめきちらすのでとってもお元気なので殺意が湧いた微笑ましかった。
途中、東関道の酒々井PAで休憩をとったがレッズサポでごった返していた。


だいたい川越から4時間かけてスタジアムに到着。
前に来たのはいつだっけ…3年前の夏だったようです
開場まで約1時間半並び。
開場時間ごろ、せっかく作った列がいきなり横移動させられてグジャグジャに。
これには非難轟々。
それからもずいぶん並んでやっと中に入れたのは2時過ぎだったかな。
スタジアムの内外でゴタゴタ起きてるし鹿島の運営は本当に考え直したほうがいいと思う。
で、もちろん座席なんかもう空いてないんで最上段の通路になんとか居場所を確保する。
とにかく腹が減ってるんで何か食べに行きたいんだけどどこもかしこも大行列で並ぶ気になれない。
もつ煮だのハム焼きだのうまそうなもんばっか売ってんだこれがまた。
飲み物も生ビール700円缶チューハイ400円って微妙に高い。
まあある程度覚悟はしてるんだけど辛い遠征だわ。
キックオフ近くになると場所つめが行われて縦通路に下りることができた。
おかげで割と試合はちゃんと見られた。


そんでまあ負けはしたけどあまり嫌な気分にはならなかったわけ。
そりゃあ今の鹿島に勝つのは並大抵のことではないので。
相手はともかく去年までとは違った、「こういうやり方で勝ちを目指そう」という気概が見えたから。
サイド攻撃ひとつを取ってもオーバーラップの意識とかまったく今までと変わっていた。
得点のチャンスもいくつもあったんだけどねえー。
やっぱり鹿島の守備が、固い。そんでカウンター一発で仕留める技術。
でもカウンター食らうのもリスクを冒して得点を狙っていくことの副産物として仕方ない、と納得させるだけのものがあったのでやられても前を向けた。
原口元気というチーム改革の象徴的な存在もあったわけだけれどもやはり、面白い。
これからに期待せずにはいられません。


試合後、敗戦にもかかわらずゴール裏からは心からの拍手が沸き起こった。
そこには、これなら今年はレッズのサッカーを楽しく見られそうだという安堵というか、昨年のどん底から這い上がれそうなきっかけを見出せた喜びも含まれていたように思う。


そんなこんなで帰りのバスはスタジアムを18:40に出発。
しばらく経ってからWBCのことを思い出してワンセグをつけたらすでに8-2でリードしていて驚いた。
そんで帰りにやっぱり酒々井PAに寄ったんだけどやっぱり真っ赤だった。
川越に着いた時には23時を回っていて、結局さらに若葉まで戻って自宅に帰る直前にすき家に入るまでまともな食事が取れなかった。
体力的にも疲れたし久しぶりに声出して、喉のダメージが…
明日はゆっくり休もう。