矢口真里&稲葉貴子ファンクラブツアーin山梨

2日目

気がつくと布団の中で眠っていた。
かなり深酒してそのままフェイドアウトしてしまったらしい…
時計を見るとすでに朝食時間の7時を回っていた。
しかし同部屋の面々はまだ安らかな寝息を立てている。
ようやく全員が起き出してありがちなバイキングの朝食会場に向かった頃には7時半を過ぎていた。
昨晩風呂にも入らず寝入ってしまった私は食事もそこそこにホテルの大浴場へと向かった。
さすがに石和温泉の宿とあって立派なお風呂が用意されている。
露天風呂やサウナもあったのだが出発時間が迫っておりゆっくりとしている暇はなかった。
風呂を出てあわただしく荷物をまとめ、バスに乗り込んだ。


15分ほどバスに揺られてたどり着いたのは「メルシャン勝沼ワイナリー」。
敷物用のビニールシートが配布され、芝生の上に座って待っているとお二人が普通に徒歩で登場。
これから行うのはクイズ企画ということで、まず参加者を半分ずつに分けての個人戦
我々のグループは前半がバラマキクイズ、後半が3択のペーパークイズの順番となった。
アメリカ横断ウルトラクイズ」を見て育ち、大学でもクイズ研出身の私としてはこの上ないワクワクイベントである。
バラマキクイズはワイナリー敷地内の広場と資料館の中に撒布された封筒を矢口・稲葉の元に持ち帰り、読み上げられた問題に答える形式。
内容は結構難しいなぞなぞが主で中には超簡単かけ算問題や無条件にボーナスポイントが与えられるラッキーカードもある。
しかしもちろんハズレもあり。
制限時間は15分あるが参加者が60人ほどいて出題待ちは長い列になるのでチャンスは多くて3回。
結局私は1回目はなぞなぞが不正解で2回目はハズレで時間切れ、ポイントを得ることはできず、ペーパークイズに賭けるしかなくなった。


そのペーパークイズは3択一問2点×30問、60点満点の一般知識クイズ。
下呂温泉があるのは何県?」とか「スペイン語で『アホ』と呼ばれる香辛料は何?」などかなりまともに知識を問う問題である。
バラマキとトータルで50点を上回れば賞品がもらえるので、10問は間違えられる。
で、まあ普通にがんばった結果54点獲得でなんとかノルマは達成。
ちょっとわからないのが

現在、太陽から最も遠いところにある太陽系の惑星はなんでしょう?
A.水星 B.冥王星 C.海王星

という問題でCと答えて不正解になってたんだけどおかしくないか?
…まあいいや別に勝敗とかないし。


その後は全員参加の○×クイズ。
勝ち残った人には二人のボイス入り目覚まし時計プレゼントというこれまたよくあるやつ。
二人にまつわる問題や「今から二人であっちむいてホイをやります。勝つのはどっち?」とか完全に運任せの問題なども。
まあ優勝とかはできませんでしたが楽しかったです。


最後は10人ぐらいずつのチームに分かれてオリエンテーリング風謎解きクイズ。
ワイナリー敷地内に隠されたキーワードを探し出し、浮かび上がってきた問題に答えられたチームから賞品(粗品)とお弁当にありつけるという詳しく話せば長くなるゲーム。
我々が園内をうろうろする間、矢口稲葉もハンディカム片手にその後をついてきたりするなんとも貴重なふれ合いの時間でもあった。
1チームだけドツボにはまってなかなか答えを出せないチームがあったがなんとか無事、時間内に昼食終了。
確かここいらへんのMCの中で昨夜の行動の話になって矢口は生まれて初めて「牛角」に行ったそうな。
矢口と焼肉と言えば「8000円発言問題」を思い出しますが。


そしてツアーもいよいよ佳境、最終イベントの握手会へと突入していった。
稲葉さんへの言葉「セーラー服ごちそうさまでした。お互いいつまでも気持ちは若く…w」
ごちそうさまでしたのくだりで異常にウケていた。
矢口さんへの言葉「矢口には幸せになっていただきたいですが、できちゃった婚だけは勘弁してください!!!」
噛みまくったwww
でもとりあえず言いたいことは伝わったみたい。
握手が終わると記念品の特製ラベルつきワイン(未成年にはぶどうジュース)が渡され、バスへと戻る。


予定にはなかったそうだが、帰りは二人がバスを見送りに出てきてくれた。
山梨を後にする車中、昨日の記念写真が参加者に配られた。

ちょっと斬新な感じを狙ってみたんですが…どうでしょうか…


というわけで時間的には割りと早めに切り上がった印象だったけど文句なしに楽しい2日間であった。
参加者が120名くらいで、静岡の時に比べると大幅に減ってるんだけど規模としてはベストに近い人数だったと思うね。
こればっかりは大勢いりゃあいいってもんじゃあないです。
ヲタの皆さんもまあ単純に年齢層が高いっていうのもあるけど良識をわきまえた方々ばかりで、万事スムーズに進行していったようである。
参加費は相変わらずボッタクリの域を出ていないとは思うが、これだけ楽しませてもらえるなら「次」にも大きな期待を寄せざるを得ないというものだ。
矢口真里稲葉貴子御両名、スタッフ各位(そういえばこのツアー中「スタッふ〜」というのがやたら流行っていたけど私は何のことかわかっていませんでした。勉強不足でした。)、そして参加者の皆さん、楽しい思い出をありがとうございました。