音楽ガッタスコンサートツアー2008春 〜魅ザル 祝ザル GOODSAL!〜


於:日本青年館
音楽ガッタス初のコンサートツアーしかも初日一発目の公演ということで、もちろんアルバムは一通り聴いて臨むもののセットリストは全く読めず。
そんな期待と不安が入り混じりながら会場に向かうが、先日家でたまたま発見した未使用のサイリウムを今日使うつもりが忘れてきてしまった。
仕方なく現地調達しようとしたのだがグッズ売り場の行列がハンパない。
日替わり写真だかなんだか知らんけど…そういうのは売り場別にとかなんとかできんのかね…なんでもない買い物するのにも長時間並ばされるのは勘弁。
結局サイリウムなしでの参戦を余儀なくされる。
座席は遠からず近からず、しかしどセンターでまあまあの位置。
それにしてもここは席が狭い…


そんなこんなで開演。エキセントリックな衣装に身を包み現れたメンバー10人、見ると約1名眼帯をした人物が…こんこんさんや!
かわいそうに結膜炎にかかったそうです。
片目で距離感などつかみづらいだろうにソツなくダンスをこなすプロ根性に拍手…ん、大学生だからプロじゃ…?ま、いいか。
まあさすがにエッグのメンバーは表情から何から硬い。
エッグ以外にも歌パートの飛ばしとか振り付けのミスとかところどころあったようだが、そういうのも初日のご愛嬌ということで。


オープニングMCの後、3曲目に『恋人は心の応援団』。
この選曲にはやられた。「何かとんでもないことが始まってしまった」というゾクゾク感が背筋を走る。
6曲目は吉澤・里田による『青春のカスタード』。ここでは吉澤が完全に男の子スタイルで登場。
何なのこのイケメン。こいつに抱かれたくない女なんているわけないじゃん。
ていうか俺が抱かれたいわ。
10曲目には『浮気なハニーパイ』。これも久々で楽しかったけど、やっぱりここは里田は脇っちょじゃなくてセンターにいてほしかった。


エッグメンバーが入ってくるMCは往年の娘。コンを彷彿とさせるような台本ガチガチの進行。
特にエッグ6人だけでの場面はかなりトホホな感じで、明らかに微妙な空気が流れる中健気に回し役を遂行するのっち(能登有沙)が気の毒になりました。
そして今話題のまのえり真野恵里菜)の推し具合がすごい。
石川・吉澤とやり合うMC(ほぼコント)で帝王学を伝授といったところ。
衣装もふともも全開のホットパンツなんか着せちゃうあたり、やはり少し前の後藤真希とイメージをダブらせているのだろうか。
それにしても里田まいは本当に堂に入っているというか、もはや正におっさんの風情である。


本編はアルバム曲を中心に懐かしい曲も交えつつ進み、普段と一味違う「ガッタス」コールでアンコールを迎える。
黄色と黒の衣装で登場し、ガッタスのデカ旗を打ち振るう梨華ちゃんは、どっかの猛虎会の人にしか見えなかった。
でも服には「G」って書いてあるみたいな。
オーラスは『DREAMIN'』で終了。


ここまで今ひとつつかみ所のなかった音楽ガッタスであったが、このコンサートを見る限り石川・吉澤という両巨頭がいて、その脇を固めるおっさんと大学生がいて、そしてただひたすら初々しいエッグの面々がいる、という全体の構図が示されたように思う。
果たしてこのメンバーたちが今後どのような融合を見せるのか、そしてどんな方向に進んでいくのか?
注意深く見守って行きたいと思う。


終演後、1時間ほど並んでようやっとグッズ、と言ってもピンナップポスター2枚のみ購入。
中身は、バージョン違いで2枚とも仙石みなみ
そうか、そんなに俺が好きか。


帰りに池袋に寄り、東急ハンズでDSに付ける手ごろなストラップがあったので買おうとしたけどなんか人がやたらいっぱいいてバカみたいにレジに並んでるのでこんなところでまた並ぶのはイヤだと思ってやめて「もうやんカレー」食って帰った。