FIFAクラブワールドカップジャパン2007 Match3 準々決勝 セパハンvs浦和レッズ


於:豊田スタジアム
ACL優勝の勢いで取ってしまったチケット。
休みを取ってはるばる豊田までドライブ。
圏央道から中央道に入り、東海環状自動車道に乗り換えて豊田藤岡ICで降りる。
インターのすぐそばには広大な駐車場が設けられ、そこからシャトルバスでスタジアムまで運んでくれる。
しかも駐車場もシャトルバスも無料という太っ腹には感謝である。
この旅でDSテレビの「TVの旅」山梨・長野・岐阜・愛知と4県も一気にゲット。


バスに30分ほど揺られて豊田スタジアムに到着。
もちろん大勢のレッズサポーターを目にするがスタジアム全体としての客入りはいまひとつ。
まあこの条件ではしかたあるまい。
個人的には失意の敗北から10日も経っておらず、レッズのていたらくを見届けにやってきたという感じだった。
しかし曲がりなりにも「ワールドカップ」と名のついた大会の雰囲気はやはり独特で、「やるからには勝ちたい」という気持ちが徐々に高まっていった。
全席指定ではあったが全体に空席も多くあり、試合開始が近づくにつれてゴール裏には自然とサポーターの人だかりが形成されてゆく。
私も自席を離れて可能な限り爆心地に近い場所へ移動していった。
こうして普段とほぼ変わらないムードでキックオフを迎えることができた。

試合結果
セパハン 1−3(前半0−1) 浦和レッズ
得点者:32分永井、54分ワシントン、70分オウンゴール、80分マフムド・カリミ(セパハン

というわけで、快勝。
内容も非常に見ごたえのあるもので、もちろん勝ったのはうれしい、しかし釈然としないのは…
なんでこのチームが愛媛やら横浜FCに負けるんだよ…
何が良かったって、まず阿部ちゃんのボランチがすげえ効いてた。
それから、ネネがものすごくちゃんとしてた。
そして相馬が神だった。
ていうか全員良かった。
ただ長谷部、あれを外す選手がイタリアに行っていいのか…?


試合後、監督のコメントによれば、

私たちは今シーズン、タイトなスケジュールのなか、戦ってきた。ACLとリーグの戦いで、試合の間で戦術的なトレーニングをすることは難しかった。ただ、リーグが終わり少なくともこの1週間はうまく時間を作ることができた。中盤を再構成し、戦術的なトレーニングもできた。その結果が今日出たということ。この1週間やってきたことが報われた。

とのことで、つまり今年1年、戦術練習はろくにできてなかったと。
でも1週間空いたから練習できて、うまくいった…
うーん…
まあ百歩譲って主力組にはとにかく試合の合間に体力回復に時間を割く必要があったと解釈できても、せめて体力的にも余裕のある控え組には(個人能力で劣る分余計に)先行して戦術的な理解を浸透させておくべきだったんじゃないのか…
そうすれば少なくとも愛媛戦のようなことは起こらなかったんじゃないだろうかとか…
控え組も戦術練習はやってない、とは言ってないので本当のところはわからないんだが、とにかく今日の内容がよかっただけにあの二つの大きな負けが悔やまれてならない。


とはいえ、これで次のACミラン戦を希望を持って迎えられると。
まあチケット取れないんですけどね、高いし。
高いしって豊田来るのにいくら使ってんだお前って話なんですけども。
でも来てよかった、と思える試合であったことは間違いない。
それでよしとしよう…


さて試合は9時半に終わって、帰りのバスは延々待たされ、なんじゃらかんじゃらで駐車場に戻ったのは11時。
帰りの中央道はトラック地獄で、運転しづらいったらありゃしない。
道中、ゲームセンターCX有野課長に倣いいわゆる「冷えピタ」を購入。
これは眠気に効いた!!
おかげで仮眠時間は最小限で済み、家には4時に着いて2時間ほど眠れた。
やっぱあのへんまで行くにはたっぷり5時間は見ないといかんね。
お疲れ様でした。