ようやく今年初めての仙台遠征。
なんだかんだでちょうど1年ぶりになってしまった。
いつもの夜行バスに乗り午前5時仙台駅東口に到着。
奇しくも台風5号が東北の日本海側を通過中で、空はどんよりと曇っている。
駅前ビル「BiVi」1階の半田屋でかなり早めの朝食。
食後は3階のネットカフェでひと休み。


さてここまでは従来とあまり変わっていない行動パターンなのだがここからが新しい試み。
一晩バスに揺られた身体をじっくり休めたい…
具体的に言うとゆっくりお風呂に入りたい…
ところが駅のそばには公衆浴場の類はほとんどなく、駅からしばらく行くとあるサウナも値段が高いうえ、店も古いのでイマイチ…
いわゆるスーパー銭湯みたいなものを探すと車がないと行けない郊外まで出なくてはならなくて実現性に乏しい。
それでもなんかないのかと調べまくったところ、どうやら答えらしきものにたどり着いたのである。


「仙台コロナワールド」。
ここはスーパー銭湯があってシネコンがあってボウリング・パチンコ・ゲーセン等遊戯施設、ネットカフェや美容室まで揃っている一大レジャーランドなのである。
コロナワールド」は中部から東北にかけていろんなところにあるらしい。
仙台コロナは駅から行くにはバスで終点まで乗らなければならずやはりかなり遠いのだが、その道のりの途中にフルキャストスタジアムがあるため試合までの時間つぶしには使えるはず!と判断したわけである。


さてその銭湯の開店時間を見計らって仙台駅を出発。
コロナワールド付近へ向かうバスは1時間に1本しかないため注意が必要である。
仙台の朝といえども普通に暑い。
バスに乗り込むも、空調の利きが妙に悪く汗がにじんでくる。
ああ、早く風呂に…。
40分ほどバスに揺られ、かなりきつい排ガスが漂う「いかにも」といった感じの産業道路沿いに出る。
この広い道路を渡った先にコロナワールドはあった。


開店直後にもかかわらず、広い駐車場にはけっこうな数の車が納まっている。
正面の入り口を抜けると広いエントランスゾーンがあり、そこからどの施設にも直接アクセスできるようになっている。
左手に大きく「湯」と書かれたのれんが見え、私は躊躇なくそちらへと近づいていった。
「コロナの湯」の入浴料は550円。土・日も据え置きでこの値段は、かなりのおトク感である。
浴場はこの手の銭湯としては標準的な広さ。
体を洗ってお湯に浸かると、全身が幸福感で満たされた。
ああー最高…遠かったけど来た甲斐あるわこれ…
そんなわけで露天風呂やサウナも楽しみつつ、充実のリフレッシュタイムを過ごすことができた


風呂から上がって、まだ10時前。
ここはひとつ、旅費を浮かせるためにひと勝負…ってなるでしょ。やっぱ。
ここのパチンコ屋さんはまた、俺好みの台がたくさんありましてねー。
まあとりあえず手始めに娘。スロにご挨拶。
そしたら2000円投入で梨華ちゃん失敗→矢口救援でBIGキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
…ここでやめときゃ幸せだったんですけど。
なまじ渋い羽根台が揃ってる店なもんでずるずると…
結果、-8.4Kということで。
5桁マイナスいってなきゃセーフってことにしましょう!ハハハハハ…
なんか…けっこうな時間パチンコ屋で過ごした後はゲーセンとかで無為に時間をつぶして…
で、頃合を見計らってフルキャストスタジアムへと向かった次第であります。


再び、バスに揺られて30分ほどで球場に到着。
今回は初めてのレフト自由席、開場まで1時間ほどあるが入場待ちで並ばなければならない。
といってもどこに並べばいいやらしばらく迷って、ようやく最後尾を発見。
とりあえず並ぶ場所は日陰だったのでなんとか。
それにしても暑い。青空も広がっていい天気。この時点でお天気の心配は全くなくなった。
ようやく入場すると、まだまだ座席には余裕があった。
埼スタのゴール裏に比べたらかわいいもんだ。
席を確保して、あちこち歩いてみる。
まずはぜひ食べたかった鉄平おにぎり購入。
スタジアム正面の特設ステージではなにやらイベント事が。
かの有名フードファイタージャイアント白田がプロレスラーの川田利明やらなんかと大食い対決しているというなんともカオスな企画。
こういったスタジアム周辺のアトラクションは年を追うごとに充実の一途をたどっていて、ぶらぶら見て歩くだけでも実に楽しい。


そうこうするうち、試合開始時間が近づいた。