2006Jリーグディビジョン1 第23節 浦和レッズvsサンフレッチェ広島


於:埼玉スタジアム2002
あやしい空模様だったが雨は降らずにすんだ。
結果はこちら
ここはどうしても勝ち点3を取らなければならない試合。
前半30分くらいまではチャンスがたくさんあったが決まらず。
嫌〜な空気が漂っていたところに闘莉王のとんでもないゴールが決まった。
しかしほどなくウェズレイの意味不明なゴールで同点…
後半に入ると完全に流れを持っていかれたような感じで何度もピンチを招く。
ゴール裏は気合十分だったがこんな展開で、次第に焦燥感を募らせる…
そうしていよいよやばいかも?という後半41分、三都主アレサンドロが左サイドから放った鋭いグラウンダーのクロス。
広島のディフェンスラインの裏、キーパー下田がいっぱいに伸ばした手のわずか向こうをするするっと抜けていったその先に走りこんでいたのは、山田暢久
決勝ゴールを突き刺した。
昨年までは不動のキャプテンが、今年はベンチを温めることも多かった。
たまにトップ下で出てくれば精彩のないプレーで厳しい批判にさらされ…
彼を見限り始めていたサポーターも少なくはない。
正直なところ、私自身も山田が投入された時点で「まずい」と思ってしまった。
しかしその山田が苦しみもがいていたチームを救った。
このゴールで彼が目を覚ましてくれれば…レッズサポーターなら皆思っているはず。
意見が厳しくなるのも山田はこんなものじゃない、って皆が知っているから…
まあ10年くらい前からそんなことを言われ続けている選手であることも確かだがw


とにかくこの内容でよく勝った、というのが率直な感想。
次節は引き分け挟んでの7連勝がついに止まった清水…正念場だなぁ。