サイボーグしばたさん おつかれサマー

台風接近のニュースにおびえながら有楽町に向かう。
入場待ちの列につくと、傍らでチケット忘れてきたかなんかでなんとか入れてもらおうとする奴がゴネており、いきなり不快に。
定員130人ぐらいの会場は新しくてきれいな、いかにも小ぢんまりした学校の視聴覚教室みたいな場所。
開演時間になると、ニッポン放送のアナが台風報道の都合で出てこられないということで代わりにSSMの佐々木アニキが登場。
本編はサイしば・新サイしばのダイジェストと、新作から3本ほどの抜粋。
そういえば「新」見てないんだよな…俺
なんかきっかけがあったら買おう…
新作には道重さゆみも出演。素晴らしい。

続いてゲストのトーク。両角Pとともに社会学者・宮台真司氏登場。
さらにシークレットゲスト・メロン記念日の柴田と大谷。
柴田、珍しくスーツ姿の両角氏に「似合わない…」
さてなぜここに宮台真司?と思いつつもどんなことになるのか楽しみではあった。
実際話を聞くと特にハロプロに造詣が深いというわけでもないようだったが、制服向上委員会のイベントなどにはしばしば絡んだりしていてアイドル文化にも一家言お持ちの御仁、という感じ。
アイドル文化の生い立ちから始まって、「アイドルファン」という存在の分析とか今後はどうなるだろうとか、色々な話が聞けて個人的にはうなずける部分も多く、面白かった。もっと話聞いてみたかったね。
こういうトークショーでアイドルとそのファンとの関係性みたいなものを客観的に話し合うという機会はほとんどないし、また当のアイドルがその場にいるっていう状況もなんとも特異でむずがゆく、貴重な体験でした。
1・2日目とはまったく雰囲気の違うイベントになったということでしたが。メロンの二人も明らかに当惑気味だった。

台風で帰りが心配だったがそれほどひどい目にはあわずにすんだ。