條辺のうどん屋に行ってきた


有給もらった一日を濃く使おうと思い、かねてからの懸案事項をクリアしに行ってみた。
家を出て30分ちょいで到着する上福岡は十分に近所と言えるレベルである。
しかしこれまでも滅多に利用することはなかった駅。
今回も5年ぶりくらいに降り立ったのでかなり迷う。
たどりついてみれば本当に駅からすぐ。

平日で昼時も少し外したので並んで待つようなことはなかった。
開店から半年の店内にはまだ真新しさが残っている。
先にトッピングの天ぷら等を選び取ってから麺の注文&会計。
少し歩いて体が温まってしまったので冷やかけうどん、3玉をオーダー。
揚げ玉はサービスでご自由に。


食べてみるとまず我々関東人が普段うどんとして食べているのと全く異質のものであることに気づく。
これが、本場の味ということか。
どうしても「足りない」と感じてしまい、テーブルの上にあるだし醤油を流し入れてしまう行為は讃岐人が見たら即座に罵倒の対象となるであろう。
噛み切るのに難儀するほどコシの強い麺。
食べ終わった後は十分に満足感がある。
天ぷらはもう少しサックリ揚がっていて欲しいがこれも好みの問題か。
それと、食後に口元を拭うものが用意してあったらいいと思う。
今度行ったら「醤油うどん」を試してみたい。


うどんの話ばかりになったがもちろん元巨人軍投手・條辺剛はその大きな体で厨房狭しと忙しく働いていた。
私は彼の現役時代にさほど思い入れのない人間だが、その筋の人なら彼の背中に往年のピッチングを重ね合わせながらすするうどんはまた違った味わいとなるはずである。