第1回すかいらーくグループリーグ ガストステージ


於:幕張メッセ イベントホール。
久々のガッタス
しかし欠席者多数…
加えて相手は海のものとも山のものともつかない一般人女性チームということで、果たしてどうなりますことやら。
そういう状況なんで勝ち負けは別として今回は大人メンバーとキッズ達がどんな風に融合するのか、また、普段見られないベリーズ℃-uteのメンバーの絡みなんかを楽しみにやってきました。


出場メンバーはフィールドプレーヤーについては吉藤里が出ずっぱりで、キッズ一人が入れ替わりでそこに加わる形。
キーパーは須藤と梅田で交代という形だけど梅さんがかなりアレなので最終的には茉麻が正GKということに落ち着いた感じ。
で、率直な感想としてはヘタになっちゃったなあ〜^^;と。
よっすぃはボールの蹴り方からして忘れちゃってる感じでシュートもへなちょこだし、ミキティは攻撃時の勢いは相変わらずだけどやっぱり蹴るボールがどこ行くかわからない。むしろ守備がよかった。
里ちゃんは遠目のシュートの威力は健在だが自陣からのビルドアップの判断が軽率で(と言っても「とりあえず前に蹴る」しか選択肢がないのも問題なのだが)何度となく敵にパスして大ピンチ。
でもここんとこ忙殺されてた3人ですからしょうがない。この布陣で臨まなければならない時点で苦戦は覚悟なんですね。
作戦としてはとにかく前からプレスしてボール奪って決めましょうって感じで。
ただし交わされるとすぐにピンチになる。だもんで茉麻はかわいそうだったけど飛び出しとかはすごくよかったしよく守ったと思います。
ただ腰が高いんで足元抜かれたりしてもったいないのもあった。でもこれは修正できるでしょう。


FPとして出たキッズでは矢島、中島あたりが印象に残ってます。
舞美は体格もあるし攻撃の雰囲気もいい。運動神経が優れているのはわかりきってることなので練習すれば絶対うまくなる。
なかさきちゃんは試合に出ていきなり見せたフェイントで観客の心を一気に捉えてしまった。普段の風貌からは予想できないシャープな動きに期待大。
そうそう、あとガッタスのコーチのブラジル人さん、てっきりレイナルドだと思ってたら違う人で、どうやらアマラオらしい…
ア、アマラオってあのキング・オブ・トーキョーの!?
とんでもないことになってんなーいつの間にか。


試合のほうはまず技術的には一つ抜けてうまいアディダスのチームに負けて、次にやたらデカイ選手が集まってるJALのチームとなんとか引き分け。
最後は資生堂のチームにも負けて、最下位ということになってしまいました。
まあ、0からの再スタートということでこういう結果もまたありなんじゃないかと。
で、そんな結果はどうでもよくなってしまうほど盛り上がったのが2試合目終了後に行われたエキシビジョンマッチだったのです。
リトルガッタス紅白試合−「Berryz工房vs℃-ute」。
この対戦カードが発表されただけで背筋がゾクゾクしてしまったのはハロヲタの性なのでしょうか。
試合が始まると、運動神経に秀でたメンバーが多い℃-uteチームが優勢に試合を進めてゆきます。
…というか、明らかに一人異彩を放っている選手がいるのです。


岡井千聖


その小さな身体で攻撃に守備にとコートを縦横無尽に駆け回り、ボールを持てば華麗な足技(と一言で表現するのはもったいないくらいすごい)でDFを次々と交わしていくんです。
人前でキッズがフットサルをやるのは初めてではないはずだが、どこにこんな才能が隠れていたのか…
あ!!!そういえばあのスポフェスの時、岡井ちゃんはケガして休んでたんだ!!!!
相手もド素人なわけなんでアレですが、それにしても…すごい。
観客大興奮です。そしてチームメイトの萩原舞とのコンビネーションが実に見事。
このちっさーマイマイのホットラインが幾度となくBerryzゴールを脅かしましたが、そこは今やガッタスの正GK、須藤茉麻が立ちはだかり、得点は許しませんでした。


結局スコアレスで試合は終わり、PK戦に持ち込まれた結果℃-uteが勝利を収めたのでした。
そのほかにも見どころはいっぱいあって、どうしても平山相太にしか見えない熊井ちゃん、またその熊井ちゃんがCKを蹴ったりするところとか。
君はどう見たってゴール前で待ってるほうでしょうが!
あとフィールドプレイヤーとしてはアチャーな感じの桃子がなぜかPKは決めてしまうプロっぷりとか。


ともかく、幕張にまさしく衝撃を巻き起こした岡井。
なんでこの子がトップチームに入ってないんだ?当然誰もが抱いた疑問です。
緊急昇格とかやったらおもしれーけどなー。
そして他チームの試合をはさんで、ガッタス最後の試合。
私たちの願いは実現したのです。
オレンジ色のビブスをつけ、緊張した面持ちで入場してきたのはあのファンタジスタではないですか。
場内は大歓声。
さらに岡井は、吉澤藤本里田に混じってボール回しを始めたんです。
どうやらお姉さんたちにもすっかり見込まれた様子。
これだよ、こういう光景を見たかったんだ!


もちろん最後の試合には岡井ちゃんも出場しましたが、残念ながらチームは負けてしまいました。
成績は振るわなかったガッタスですが、実に今後が楽しみになる光明も見出せたということで。
ただねえ、正直な話、ハロメン同士の試合を見せるのが一番面白くて盛り上がるんじゃないのか?という。
少なくとも今回はそうだった。
次がどうなるのか全く明らかになってないので、まあ見守っていきましょう。
あとスピードガンコンテストは要らないな。


そんでもって大会が意外に早く終わったので、私はちょっと寄り道していくことにした。