安倍なつみコンサートツアー2007春 25〜ヴァンサンク〜


於:八王子市民会館。
ちょうど1年前にハロプロパーティで訪れた会場だが随分久しぶりに感じる。
少し早めに着いたので、ついパチンコ屋など寄る。やめときゃよかった。
さらにココイチに寄って「すき焼きカレー」を食す。微妙。
汗ばむような陽気、市議選真っ最中で選挙カーがけたたましく往来する中会場までつらつら歩く。
開演30分前くらいに到着。
座席はほぼ右端の10列目前後。
さて今回は全編生バンドがバック。
しかもけっこう年季の入った面子で、徳武弘文氏などもはや「重鎮」とでも呼ぶべきメンバーまで含まれている。


さてもちろん先日発売の同名のミニアルバムが当ライブの大きな柱となっているわけであるが、わずか7曲の収録にも関わらずなっちの歌唱がまた一つ幅を広げたなあ、としみじみ感じさせる作品になっている。
昨年は『リボンの騎士』『白蛇伝』とミュージカルの仕事が続いたが、これらが歌手・安倍なつみに与えた影響はかなり大きかったのではないかと思う。
当然ライブにもそれは反映されていて、まあ今に始まったことではないがとにかく歌は安心して聴いていられるし、さらに深みを増した「安倍なつみワールド」が会場全体を余すことなく包み込む…
特有の「温かさ」の中にありつつも、なっちの今後への期待にワクワクさせられたライブだった。


『たからもの』いい曲。
振り付け練習付きで歌った『トウモロコシと空と風』ライブでは久々。やっぱりいい。
浜田省吾『片想い』高田渡『自転車に乗って』など往年の名曲カバーも織り交ぜ。
アンコールでは10年記念隊と、『22歳の私』…もう3年も経つのか。
ていうかこれタイトルがタイトルだけに聴くたびに「あれからもう○年か」と思うことになりそうだが。
などなど。


帰りは事故かなんかで東武東上線がグダグダになりながら帰宅。