2006Jリーグ ディビジョン1 第16節第1日 ヴァンフォーレ甲府vs浦和レッズ


於:小瀬スポーツ公園陸上競技場
昼前に出発して一般道でトロトロと甲府へ。
山梨に入ったところでせっかくなので桃とぶどうを買う。
4時ごろ会場周辺にたどりつくとすでに公園の駐車場は満杯。
仕方ないので有料の民間駐車場に停める。


小瀬スポーツ公園」には陸上競技場のほかにも立派な野球場や体育館などが揃っていてやたら広い。
レッズサポーターは陸上競技場脇のグラウンドに並んでから入場。
中に入ると当然人がいっぱい、席は探せばなくはなさそうだったかもだけどもう面倒くさいのでハナから最上段の通路に陣取った。
それにしても四方見渡す限りの山々。甲府盆地を実感できるロケーションである。
暑さの懸念はあったが日が落ちると時折涼しい風も吹いてきた。
会場はエリア的には甲府の青と浦和の赤が半々くらい、地元への浸透ぶりはなかなかと思わせるが密度が違う。
かなり空席も見える甲府側に比べてこちらはキックオフが近づくとぎっしり…


場内アナウンスの女性もどうもまだこなれていない感じでカミカミ。
わざわざお越し下さってありがとうございます〜でもあんまりいぢめないで下さいね〜^^;みたいなニュアンスでくるのでこちらの気も緩みがち。
やがてスターティングイレブン紹介。しかし申し訳ないけどホントに知らない選手ばかり…
ビジュにバレー、「あの」茂原。あと長谷川太郎ぐらい。
キックオフ直前に地元の女子高生のダンスチームによるグダグダ気味のパフォーマンスがあり、これまた空気が緩む。


試合にもこのなんというか、淀んだ空気が反映されたような感じで…
やっぱり機能してない田中達也の1トップ…
前でボールがおさまらないから中盤の押し上げもほぼ皆無…
無為な横パスを繰り返し、奪われれば大ピンチという最悪の展開に。
敵も決め手を欠いて0−0で前半終了。虐殺ショーを期待して集まったレッズサポーターの不快指数は上がるばかり。


後半に入っても悪い流れは変わらず、ついに62分、長谷川のクロスに藤田が飛び込んで甲府先制という悪夢のシナリオへ。
こういう日は応援しててもどうも手ごたえがない。暖簾に腕押しというか。
しかし75分にアレックスのゴールでどうにか追いつく。
ゴール裏に喜びをアピールするアレ、しかしサポーターは明らかに「いいからもう1点取れ!早く!」という反応だった。
…結局そのまま終わり、負けに等しいドロー。
健闘に沸き返る甲府サポと裏腹に沈黙のレッズサイド。


つまりはワシントンがいないと何もできんのか…?情けない。
ていうかワシントンを達也に挿げ替えただけの戦術でうまくいくとは基本的に考えられないのだが?
本当に最近はブッフバルトの采配にもサポーターの不満が募ってます。
川崎もガンバも引き分けて助かった、じゃなくてだからこそ確実に勝ち点3欲しかった…


帰りは3時間くらいで着いたけど、あーもうほんとに、どっと疲れましたわ…