矢口真里・稲葉貴子カジュアルディナーショー

於:ラ・クロシェット
スフィアリーグの経過がビンビンに気になりつつ仕事を早めにズラかる。
イトーヨーカドーに立ち寄り、「レモン」を購入。
電車に乗ってからも随時駒沢の様子をチェック…
どうやら初戦はPK戦にもつれ込んだが勝ったみたい…
恵比寿駅から駒沢通りの坂を上る頃にはどうしたって胸が高鳴る。
現地到着。受付をすませて直筆サインゲットのために商品購入…
ちょっと微妙なタイトルばかりが並んでいたが考えた末以下の物件を購入

今回の座席は厨房のすぐ脇、前回よりはかなり後ろに感じる。といっても前回が神過ぎただけであるが…
それにしてもテーブルがせまい。普通に考えて4人掛けさせるような大きさじゃない。
前回は終始無言であったが今回は相席のヲタさんたちと色々話した。


まずお食事タイム。本日のメニューは

  • 木ノ子のポタージュ
  • 鹿ロース肉のソテー アップルパイと共に
  • ピスタチオのババロア

最初に出る固いパンはさっさと食う。
ポタージュ。生暖かいスープの中央に力なく横たわる得体の知れない茸。
茸は中途半端な大きさで一口でいけるか微妙。
ナイフとフォーク一対しか置いてないけどこれに使ったら後で困るんじゃねーか?
持ってきてくださいとか頼むのダリーのでスプーンでゴリゴリやったけど切れない。
仕方なく折り曲げて強引に口に運ぶ。
肉とパイ。鹿肉って食べるの初めてかもしれない。
うわっ固…かなりの力を込めてナイフを入れないと切れない。
まあ当然味のほうも言わずもがなというわけで。
アップルパイあんまり好きじゃねーんだよな…
だから固いっつうの。パイぐらいサクっとできねえのか!
味は覚えてないというか思い出したくないというか。
ババヤロ。もうどうでもいい。


さて気を取り直してライブです。
まずはヤグ一人でキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
ここんとこは「楽の湯のユメ」としてしか見ていなかったその人が、「歌手・矢口真里」として眼前に降臨した。
『たんぽぽ』を熱唱。
続いて稲葉貴子登場。二人の軽快なMCがこちらの緊張感をやわらげてくれる。
二人による『女神〜Mousseな優しさ〜』。ああ〜この二人の声、相性いいな。
やっぱ矢口はハモらせたら一級品だわ。間違いない。
そしてここから稲葉のソロコーナー。
『宇宙でLa Ta Ta』〜『Versus』〜『つつみ込むように…』。
彼女が実直に積み上げてきた経験、それに裏打ちされたパフォーマンスのクオリティの高さはやはりハロプロにおいて一つ上の次元に存在しており、見る者をうならせる。
続いて矢口ソロコーナー。
Time goes by』〜『カレーライス』〜『卒業写真』〜『春の歌』〜『ラストキッス』。
思えば矢口一人の歌をこんなにじっくり聴くことなんてなかった。
そして改めて、これほど滑らかで、透き通って、まっすぐな歌声だったのかと感銘を受けた。
中でも『カレーライス』は実に心憎い興趣であった。
また、オープニングの『たんぽぽ』に続いてソロの締めに『ラストキッス』を持ってくるあたり、やはりタンポポの存在は矢口の中でも大きいものなんだな、と実感。
最後は二人で、『サマーナイトタウン』〜『なんにも言わずにI LOVE YOU』でライブ終了。


さて、お待ちかねの記念撮影&握手会。アンケートはささっと書いて、早めに並んでしまう。
順番は3番目。今思うとこれはよかったのか悪かったのか…
胸の鼓動を抑えつつ、出陣。
二人の間に立ち、おもむろに先ほど買い求めた「レモン」を取り出す…
(;^◇^)(;`w´)<ザ・テレビジョ〜ン!?
そんな勢いでパチリ。
そして握手…前回の吉澤・里田の時はかなりテンパってしまい言いたいこともうまく言えなかった。
今回はちゃんと…。まず矢口と握手して…話しかけるが早いか、スタッフの腕が俺と矢口を分断し、引き離そうと力を込めていく。
(えっちょっ…おまっ…おっさんwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)
考えてたこと半分も言えずに稲葉と握手…またすぐ遮断!!!!!!!
悪態つく空気でもなく、後ろ髪ズルズル引かれながら退場…
駅に向かって、坂を下る。
「何これ!このモヤモヤっ!負け…?俺の負け!?」
長きにわたるヲタ生活の中でも最大と言ってもいい敗北感にさいなまれていた。
ライブの内容、彼女たち自身には何の文句もない。
しかしあの料理っ……!スタッフの仕打ちっ……!!
14,000円の価値なしっ………!!!


ヤグヲタの道はこんなにも険しいのか…


ともあれ、最近はバラエティ向けタレントだったり女優だったりする矢口、しかし根っこの部分はやはり歌手でいて欲しいというのが多くのヲタの偽らざる心情。
こういう機会が増えてくれたらいい…でもディナーショーはお金がかかるので普通のコンサートもやってくれ…
そんなことも本人に伝えたかった、しかし叶わなかった!
だがとりあえずは「矢口と握手」という終了条件1は達成したので…
ちょっとディナーショーというものへの考え方が変わった…よほどのことがなければリスクを冒して参戦する必要性もないのでは…?


帰りの電車の中、フットサルの結果をチェック。
よくわからないが、ガッタスが優勝したらしい…
ガッタス→優勝 俺→敗北
何よ。なんなのよ。
ポラロイド写真に浮かび上がった矢口・稲葉の笑顔が、そんな俺を慰めてくれた…