モーニング娘。コンサートツアー2009 春 〜 プラチナ 9 DISCO 〜


於:群馬県民会館 大ホール。
この公演が今ツアーの目玉商品になることはあらかじめ決まっていた。
というのも珍しいことに最前列の席を引き当ててしまったのである。
そしてこれまた珍しく友人のあいめ君と連番。
午前中に若葉駅に集合し前橋までのドライブ。
昼食なんやら経て14時ごろ会場近辺に到着。
新潟から来訪の扉君とも合流。
いつもの市営駐車場に停めて時間つぶしてたらつぶしすぎて開演ギリギリ入場になってしまった。


あわただしく着席しつつ、ステージの近さに驚きはもちろん焦りすら覚える…
なまじ大きすぎる会場でもないためなおさら客席と舞台の距離は想像以上に短い。
間違いが起きないよう、足元にはロープを持った係員が配備され下半身を座席に抑えつけられる。
この至近距離で勇躍するモーニング娘。をどうした心構えで視界に迎え入れればよいのか?
そんな準備を十分に整えるいとまもなく開演と相成った。


その内容についてはまさに筆舌に尽くしがたい…
ただ厳然たる事実として、本物の、ほんまもんのモーニング娘。が私の目の前で入れ替わり立ち代わり、歌い、踊っていた。
あとほんの少し手を伸ばせば届きそうな距離…しかし決して交わることのない漸近線。
この距離感を大切にしたいと思う。
握手会というもののありがたみすら薄れつつある昨今。
しかしだからこそ一線を画すことでむしろ彼女らの最大限の輝きを享受できるのではないかと考える。
アイドルとは、近くて遠い存在。
いつでも会いに行ける、気安く手を触れられるアイドルに果たしてどれほどの魅力があるのか?
そんなことを改めて考えさせられる最前席であった。


昼公演終了後、あいめ君は夜公演へ。私は新潟へ帰る扉君を前橋駅まで送ってから銭湯へ向かった。
銭湯は何やらサービス価格になっていてかなり混んでいた。
さっぱりした後会場に戻り、あいめ君を拾って帰宅。
帰りの車中、あいめ君は高橋愛股間からエロい匂いがしたという話を大興奮しながらずーっとしていた。
彼を若葉駅で降ろして私は家に帰ったが、時を同じくして東上線が人身事故で運転を見合わせており、あいめ君は大幅に帰宅が遅れることに。
かわいそうではあったが興奮しすぎた頭を冷やすにはちょうどいいだろうっていうのとぶっちゃけもう疲れていたので放置した。
無事帰れたそうなのであしからず。