YUKO NAKAZAWA BIRTHDAY LIVE 2008 祝35歳 Y-POWERFUL STAGE〜みなさんのリクエストにお応えします!〜


於:Zepp Tokyo
しかしなげータイトルだ。
今回はバンドもスリーピース、あまり凝った趣向もなくごくシンプルなライブといった印象。
ただハローの枠を越えて幅広くリクエストに応えるという形で、セットリストはバラエティに富んでいた。


『DO MY BEST』から始まり『越冬つばめ』『木蘭の涙』『二人暮し』『真夏の光線』。
真夏の出だしは娘。春ツアーのガキさんバージョンのような感じであったがあれよりもっと粘って実に気持ちよさそうに歌っていた。
続いて『肉体は正直なEROS』『スクランブル』『置き手紙』と、言ってみればハロプロゾーン。
観覧に来ていたメロン記念日(柴タヌキ)の目の前でのEROSは本家顔負けの迫力。
スクランブルを歌ったのはあるいは後藤真希への餞別の意味もあったのか。
置き手紙は情感の込め方などむしろFさんよりもずっしり重みがあって聞きごたえがある。まあ当然と言えば当然。


ここからはリクエストの上位3曲ということで『フレンズ』『ら・ら・ら』『初恋』と披露。
どういうわけでこういったランキングになるのかはいささか疑問が残らないでもないがいずれも名曲には違いない。
もはや持ち歌と言ってもいいぐらいの勢いの『ら・ら・ら』。
来年はサプライズゲストに大黒さんとかどうでしょうか。
以降は持ち歌を中心にじっくりと。
『六月の花嫁(JuneBride)にあこがれ』『GET ALONG WITH YOU』ときて本編ラストは『グリーティングカード』。


アンコール1曲目『だんな様』を歌い終えたところで突然「中澤さん!…中澤さん。」と謎の声が響く。
ステージ下手からケーキを携えて現れたのは誰あろう、「辻希美」その人であった。
産休に入ってからというものメディアからはすっかり姿を消していた彼女の登場に、より驚いたのは中澤よりもむしろ我々観客のほうだったかもしれない。
少し顔立ちがすっきりしたように見えたもののその立ち居振る舞いは紛れもなく、我々が知っている「辻ちゃん」そのものであった。
中澤より2日早い自分の誕生日祝いも兼ねようと、灯したロウソクの火をまず自分で吹き消して見せたり、散々に場をとっちらかしてまた舞台袖に消えていってしまった。
いやーほんと、びっくりしたわ。


アンコール2曲目は『青空がいつまでも続くような未来であれ!』これも意外な選曲だった。
中澤に限らず、最近の娘。の楽曲をOGに歌ってもらうのも楽しいしうれしいと私は感じるのだが。
その後、ダブルアンコールで『東京美人』、さらにトリプルアンコールでもう一度『DO MY BEST』で幕切れ。


というわけで今年もたっぷりと3時間弱のステージ。
歌とトークを存分に味わうことができた。
MCで印象に残ったこと…
ゆうこりんて言うな」
「おたおめメールが最初に届いたのは高橋愛
「ついにメロン記念日メンバー全員のメアドをゲット」
あと…近々ブログを開設するとの発表に場内大歓声。
そんな大事とは思っていなかったらしくこれには本人目を丸くして驚いていた。
「あ、そんなに!?あ、そうですか〜!」
まあ、そりゃ普通に楽しみだよね。
続くかどうかが問題ですけれどもw
それと…今年ついにお腹を出す衣装がなくなりましたw
なんか安心したのは俺だけ?