2007プロ野球パ・リーグ公式戦 北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルス 21回戦


於:東京ドーム。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9  
楽天 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
日本ハム 1 1 0 0 0 0 4 0 x 6

【勝】 ダルビッシュ 15勝 5敗 0S
【負】 田中 10勝 6敗 0S
本塁打
日本ハム 金子誠4号 田中賢3号

ダルvsマー君の好カード、そして田中幸雄さんの引退セレモニーもありということで混雑するだろうと思い仕事をトンズラして早めに行った。


もうあまりにも予想通りの結果で腹も立たない。
大沢親分の始球式に始まり、今日はファイターズの為の試合だった。
幸雄さん2000本安打達成の時は空気読まずに山崎先生の3発などで爆勝してしまったのでまあ今日はおとなしくしていましたということで。
その山崎さんも今や見る影もない。
あとサードゴロがあればサイクル内野ゴロ達成だったのにね〜惜しい〜。
7回、大歓声に迎えられ代打で登場の幸雄さんにもしっかりとタイムリーヒットを献上。


ダル相手に全くチャンスがないわけじゃあなかった。
6回と7回、ノーアウトのランナーを二人出したが、いずれも併殺打で逸機…
大廣…今罵声を浴びるのは仕方ないが…どうかこのまま終わらんでほしいと思う…


田中幸雄選手は、我々の世代にとってはもちろんファイターズの象徴であり、ひいてはパシフィック・リーグをも象徴する存在と言っても過言ではないだろう。
しかしその選手生活は不運にもチームの低迷期と重なってしまい、長らく「優勝」を味わうことなくやがて晩年を迎えてしまった。
世代交代の波と、あと少しで手が届く名球会入りの栄誉という板ばさみの中で現役を続けることには、並々ならぬ苦悩が伴ったであろう。
だが新天地でついに掴んだ日本一の歓喜の輪の中に田中幸雄の姿があったという事実は、本人はもちろん、チームにとっても大きな意義を持つのではないだろうか。


試合後のセレモニーで声をやや震わせながらもしっかりとファンへのメッセージを伝えた幸雄さんの姿に、敵味方の垣根を越え、球場全体から惜しみない拍手とユキオコールが送られた。
まだシーズンは残っているけど、22年間本当にお疲れ様でした。
第2の人生でもどうかパ・リーグを支えていってほしいと思います。