2007プロ野球パ・リーグ公式戦 北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルス 6回戦


於:札幌ドーム。

  1 2 3 4 5 6ジjpギアjwj;ケl;
楽天 0 1 0 0 0 fjdkl;アgジオ
日本ハム 3 1 1 2 6 gyフェウィjfj

勝投手 : グjふぃあおえjj
敗投手 : 松崎fぢおwじぇいあ;


本塁打 :
(楽) フェ蟀衫ンデス 3㍊)

(日) セギ螻螢ル 7 ( 瀦鍔

(日) 鼕鰺誠 2号 氓齏)

(日) 金釦1号 蓐一場 )

それにしても、ファイターズの札幌への浸透ぶりは想像を遥かに超えていた。
楽天ファンが陣取るはずのライトスタンドへ向かってコンコースを歩いていくが、それらしき人影を全く見かけない。
不安な面持ちでようやく同胞たちの居所へたどり着くと、彼らはライト最上段の10列ほどのスペースにどうにか戦いの場を確保していた。
圧倒的なアウェー感。しかしそこに身を置くことはむしろ光栄ですらあった。
俄然、負けじ魂がふつふつとたぎり始める。
が、先発バッテリーが発表されたとき、正直な話面食らった。
いろいろあって予告先発をチェックできずにいたのだが、投手はプロ入り以来勝ち星なし、10連敗中の松崎。
このところ中継ぎで見事なピッチングを見せていたがもちろん先発でよかったためしがない。
そしてキャッチャーは、売り出し中の嶋でも、昨年までの正捕手藤井ですらなく、主にバッティングを買われての起用が多かった河田かわた
うーむ。今日は厳しいかもしれない。
しかし相手の先発は昨年まで楽天のユニフォームを着ていた、グリン。
そうやすやすと「恩返し」を食らうのも面白くないのだが…


試合が始まった。
1回裏、いきなりセギノールの2ランなどで3点を奪われた。
ははは、やっぱだめか。
しかし2回表、フェルナンデスのソロホームランで反撃。
やや元気を取り戻したのも束の間、その裏先頭の鶴岡に2ベースヒットを許したところで早々と松崎降板。
「ピッチャー、松崎に代わりまして、一場。」
思いがけないスター選手(?)の登場に、すでに戦意喪失しかけていた楽天応援席がにわかに沸きあがった。
…そう、その後にさらなる悪夢が待ち受けているとも知らずに。
長短打を織り交ぜ毎回得点を重ねていくファイターズ。
イーグルスは打っては高速三凡、守ってはバッテリーエラーあり、トンネルありのお笑い野球。


まさに「さらし者」状態の一場。見ているほうも苦痛であった。
やがて時刻は午後3時に近くなり、私はこんなところで悶々としているより夜のコンサートに向けて体力を温存したほうがよいのではないか?と考え始めた。
時計の針が3時を指すと同時に、球場を後にした。
通路を歩いていく間も場内からは大歓声が聞こえ、虐殺ショーがまだまだ終わらないことを知った。


地下鉄に乗り、宿に引き返す。
なんとも空虚な心持ち。せめて物理的に腹を満たそうと、道すがらカレーライスを食べた。
部屋に戻って、シャワーを浴びる。
ボーっとテレビを眺めたりコンサートの身支度を整えるうち時間が迫り、会場へと急いだ。