Hello!Project 2007 Winter 〜 集結!10th Anniversary 〜


於:横浜アリーナ
12:30ごろ新横浜到着。
久々に来たけど吉野家やらなんやら出来ていて様変わりしていた。
さらにあちこち工事している模様。
会場近辺はさすがに集結コンらしいにぎわい。
グッズ待ちも当然長蛇の列なのであきらめてしばし馴れ合い。
開演時間迫り、入場。
前日の転落事故を受けてチェックとか厳しいかと思ったがそうでもない。
考えてみれば転落に持ち物は関係ないわけで…
席は、たとえばメインステージを真北だとすると真西の方角のアリーナ、その最後列。
始まってみてとんでもない糞席であることを実感。
高さが足りず、せっかくのサブステージもほとんど視界に入らない。
こんなら縦方向最遠のほうがまだマシだわい…
まあ横・後ろ通路なんでせいぜい暴れてやりましょう。


以下かいつまんで振り返る。
Hello!のテーマ。久々。ほとんどのエッグメンバーハロコンで歌うのはこれが初めてだったらしい。コレティ歌手デビューおめ。
胸スカ。結局練習できなかった。
愛プリ。脳汁出た。
ゆきどん。やっぱ正月コンは歌詞間違ってたことがわかった。
光井お披露目→笑顔YESヌード
ラジオ音源で聴いたときとガラッと印象が変わり、とてもかっこいい。
久しく遠ざかっていたソウルのテイストを感じる楽曲。
ダンス☆マンだったらどんなアレンジを施しただろうか。
肝心の光井、今日は口パクだったみたいだけどそのたたずまい、とても歌を大事に、気持ちをこめて歌おうとする姿勢が見え、好印象。
さすがにまだまだダンスはきこちなかったけど、オーディションから1ヶ月あまり。まずはよくここまで仕上げた。
とにかく第一歩を踏み出したみっつぃー、これからどこまでも伸びていって欲しいと切に願う。
メロンさん、魅惑。今日もきっちりと仕事。柴ちゃんの頭すごい。


ハロコン初見参ポッシボー。なんかいい曲。
ガタメキラ以降ハードなゾーン。
バラライカは場内ノリノリ。
中澤の後、ついにさくら・おとめキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
昔はよかったとかあまり言いたくないが、この頃に巻き戻していろいろやりなおせたらなぁってちょっと思ってしまった。
ごっちん、アリーナ縦断エロ。すごい。


そして…カントリー娘。に石川と藤本。
やばい。ハニーパイですでに泣ける。
卒業あいさつ→『革命チックKISS』。
続いて、モーニング娘。歴代メンバーによる『僕らが生きるMY ASIA』。
最後に全員横並びで歌う光景は、壮観だった…
この感覚、何かに似ている…何…そうだ!子供の頃に見た「ウルトラ兄弟大集合」だ。
初代ウルトラマンがなっちで、タロウがごっちんで、父が中澤で、ゾフィーは…ってまあそんなことはどうでもいいんだが。
さらに、現メンでラブマ→全員でモーカレー。
ラスト、メンバー紹介(息切れ矢口に萌え)→AFO&OFAで終了。


退場してすぐ、グッズ売り場へ。
なんとこの時点で光井の生写真が売り切れ。ああ…
そして並んでる途中で『みうなノート』も売り切れ。
なんだよう欲しかったものが全然買えない…
結局DVDマガジンと、トレポ少々で退散。
恒例・noby君からあさみ写真買い取りしたり、トレポ買い足しなどしつつ夜公演まで過ごす…
トレーディングスペースも覗きに行ったけどとても賑わっていた。


夜は、あいめ君と連番。そして私自身初のファミリー席。
入場してすぐ、青ピンクのサイリウムを受け取る。企画の皆さんお疲れ様です。
席に着いてみて驚く…えっ、こんな目の前をメンバーが通るの?
昼と天地の差じゃねーか!!
大会場ではあえてファミリー席で見る公演もあっていいかも…
始まってみると、メンバーがそばに来て大興奮するものの体は座ってなきゃならないというギャップで、ちょっと途中でおかしくなった。
まあでも楽しかったですけど。
で、始まって程なくあいめ君が紺野が来てることに気づき、教えてくれた。
指し示された方に双眼鏡を向けると、お〜!いたいた!こんこんや!白い服着て…
そしたらそっちも気になってしまって、ことあるごとに関係者席を凝視したりしていた。
「ここいる」で辻が合いの手間違えたときに大ウケしてたのが印象的。
そしてさくら組をどんな思いで見るのかな…とまた見てみるとあれ…いない。
舞台裏にでも行っちゃったのかな?とその時は思った。もちろんあんな展開はまったく予想できず。


さあ、いよいよ卒業式…
こんなに寂しい気持ちで聴くハニーパイが今までにあっただろうか。
泣きながら、座ったまま足パカパカしました。
石川・藤本より贈る言葉
世の中のたいていの出来事は梨華ちゃんのおかげですが、その梨華ちゃんをして「今の自分があるのはあさみのおかげ」と言わしめるあさみは、われわれの目に触れない場所でいろいろ気を回していたんだろうなあ、と思う。
北海道発信ユニットとしてカントリー娘。に親近感を持ち、またガッタスのチームメイトとして家族同然の親交を深めるに至ったミキティ
家族をとても大切にする彼女、別れを惜しみ、幾度となく涙をぬぐっていた。こんな光景も初めて見るものだった。
そして、「今日はこの方がお祝いに…」
この方ってまさか、りんね!?
…違った。
「こんこん!」
あー、そういうことだったのか。ちーとも気がつかなかった。
どよめき混じりの異様な大歓声が横浜アリーナを包んだ。
一足先に新しい夢に向かって歩き出した紺野から二人へ激励の言葉が贈られる。
あさみ、みうなからは、第二の人生に向けて力強い決意の言葉が発せられた。
里田まい。涙をこらえつつ二人へメッセージを送り、最後は「大好き!」と抱擁。
一人残って送り出すってのは、辛いだろうなあ。

カントリー娘。」を想う

カントリー娘。というユニットは、「半農半芸アイドル」という結成時のコンセプト、またその黎明期にメンバーの非業の死という大事件を経験していることからも、ハロー!プロジェクトにおいて非常にエキセントリックな存在であるといえる。
一方で彼女らは、ただでさえ流動的なハロプロの方向性に運命を翻弄され続けながらも、しばしば舞い込む「便利屋」的起用にしっかりと応え、実にかいがいしくハロプロを支えてきた影の功労者でもある。


そんなカントリー娘。が一躍輝きを増す転機となったのが、フットサルというステージであった。
彼女たちの持ち前の運動能力を発揮するのにこれ以上ない好機。
そしてそれはまた見事にハマり、「ガッタス」の主力として活躍を続けた。
やはり思い出すのは2005年春、「第2回フジテレビ739カップ」。
宿敵carezzaとの決勝戦、常にリードされる苦しい試合を、執念の同点ゴールでPK戦に持ち込んだあさみ。
後に伝説と呼ばれるそのPK戦を締めくくったのは、奇しくもカントリー娘。の3名であった。
5人目、あまりにも豪快な左上隅へのシュートを決めた里田。
6人目、襲い掛かるプレッシャーを振り払い、渾身のゴールを叩き込んだあさみ。
7人目、チームのため、そして自分の未来のために己を奮い立たせてその修羅場に身を投じ、見事勝利をもぎ取ったみうな
長いヲタ生活の中でも、あれほどの興奮と感動を味わう機会は多くはなかった。


こうした活躍を機にカントリー娘。は本業においても徐々に充実度を増し、翌年にはついに念願の初単独ライブが行われる運びとなった。
ようやっとここまでたどりついた。その晴れ舞台を目の当たりにし、彼女らと共に私たちもうれし涙を浮かべたものだ。
しかし後になって、あのライブがまったく別の大きな意味合いを持つものであったことを知るに至り、落胆した。
転石苔を生ぜず―結局、転がり続けることでしか、カントリー娘。カントリー娘。たりえないのだろうか。
それにしても、寂しい別れである。


ある日突然芸能界に飛び込み、歯を食いしばって走り続けた天才犬ぞり少女、あさみ。
静岡から彗星のごとく現れ、時に我々を異次元へといざなった不思議少女、みうな
二人との出会い、二人にもらったたくさんの感動を、私は忘れない。
カントリー娘。での経験を生かし、第二の人生で花を咲かせてくれるよう心から願う。
そして、これから一人でカントリー娘。の看板を背負っていく里田まい
彼女が織り成す新しいドラマからも、目を離すわけにはいかない。


あさみ・みうな、今までお疲れ様。そして、ありがとう。

話は戻って

エンディング、アヤカや中澤、メロン斉藤さんなどが泣いてたみたい。


転落ありお披露目あり卒業ありと盛りだくさんだったコンサートを終え、私たちは新横浜の飲み屋でささやかな打ち上げを行った。
店員さんが乾杯の音頭をとってくれるという店だったので、お願いして「あさみ・みうな、卒業おめでとう!乾杯!」とやってもらった。
ちなみにこの店は店内で娘。コンのDVDを流していたりBGMも娘。アルバムだったりとなかなかアレな店だった。
この日に合わせてカントリー一色だったら神だけどそこまで区別ついてないんだろうな。
もうちょっと油断してたら終電を逃していたがなんとか無事帰宅することができた。