中澤裕子 Birthday Special〜33の物語〜


於・ZEPP TOKYO
しかしなんだって今月は3回も新木場駅を利用しているのか。
まあいいけど。
ZEPP TOKYOは久々だなぁ前に来たのはメロンの何かだったかな…?
今回はライブハウスにも関わらず場内には椅子が並べられ全席指定。しかも花道まであって期待も膨らむ。
さすがに中澤コンは雰囲気が大人です。半端じゃなく年配の方(失礼)も何人か見えた。
ワンドリンク制で、最近ハローはアルコール類には大変厳しいのだがここでは問題なく出されていたのがうれしくてつい2杯も飲んでしまった。
グッズではタオルが欲しかったのだがすでに売り切れ。代わりと言ってはなんだが「33」と大きくプリントされたTシャツを購入。なんだか身につまされるね…


そんなわけでなんだかいつもと違う雰囲気の中、スクリーンでは昨年の誕生日イベントの模様が映し出された後、『長良川の晴れ』からライブ開始。
普通暗転すると一斉に立ち上がるのだが今回はみんな座ってた。
なんというか、大規模なディナーショーという感じ。まあ値段が安い上にあの料理を食べなくていいぶんディナーショーより数段よいものですがね…個人的に。
しかしさすがに『恋の始発列車』『DANCEするのだ!』と続けば座ってはいられない。
MCコーナー、中澤裕子の33年の歩みを振り返るスライドショー。
目立ちたがり屋であったという幼少の砌の写真から始まり、小学校時代の体育着姿や高校のジャージ姿などには大きな歓声が。
やがて、我々も知るところとなるオーディション以降の写真へ…
スライドショーの合間に、それぞれの時期の思い出の歌を織り込んだり。


スライドが終わってからは生バンド演奏で。
そんで、客は曲によって立ってノるか座ってじっくり聴くか空気を読んで判断しなければならなかった。
東京美人』だったか、立ちと座りが混在してすっごい微妙な光景となった一幕もw
でも、全体としては中澤コン独特のしっとり感に包まれ心地よく進んでいく。


アンコールではサプライズでケーキが用意され…ってサプライズというよりベッタベタの展開なのだがステージに出てきてそれに気づいた中澤は本当にびっくりしていたようだった。
もちろん今回もMCはたーっぷりやるし、Wアンコールまでガッツリあって、終わってみれば22時!!3時間もやってるよ!
でも数字ほど長くは感じなかった。やっぱり杓子定規な進行ではない、本当の意味での「ライブ」をやってくれるのは、うれしいことですよね。
しかし途中退出を余儀なくされた遠征組さんもいたようで、ご愁傷さまです…


それにしても、まさに現在モーニング娘。の最前線に位置する久住小春…そしてモーニング娘。の「源流」であるところの中澤裕子
この両者の「今」をほんの3日の間に目の当たりにして、まだ10年にも満たない娘。の歴史だけれど、その懐の深さに改めて感銘を受けた私なのでした。