愛・地球博パートナーシップ事業イベント Hello!Project2005 夏の歌謡ショー'05セレクション!コレクション!

まあ、全体としてはもちろん楽しいコンサートでしたけど…
ヤグヲタとしては色々と考えさせられました。
矢口へのブーイング。これはずっと胸に留めておきたいと思います。
以前にも書きましたが俺は矢口が最後に下した決断が正しいとは思ってません。
ブーイングする奴の気持ちもわかります。
彼女は私情に流されて社会人としての責任を放棄し、モーニング娘。のメンバーをはじめ各方面に多大な迷惑をかけた。これはまぎれもない事実。
彼女がそのことについて何らかの責めを受けることは当然だろうと思います。
しかし俺は、矢口真里は長い間モーニング娘。のために本当にがんばってきた人間だと思ってるから。
というか、今まで卒業していったメンバー全員、功労者として尊敬してるから。
まあ残念ながら矢口はモーニング娘。を卒業できずに中退したわけだけど、その功績は認めて、彼女を許そうと決めた。
矢口を許す者として、彼女にブーイングが浴びせられるようなことがあるなら、彼女と一緒にそれを受けよう、と思った。

しかしね、中には甚だしい勘違いをしている連中もいて。
矢口の行為について「ハロプロのモラルを破壊した」だの何だのってほざいてる奴らね。
ハロプロのモラル」!?何だそりゃあ?ふざけんじゃねえ。
仮にそんなわけのわからんものが存在していたとして、そんなんは俺たちが制定するようなもんじゃねえんだよ。
俺の後方の席にもそういう勘違い野郎がいて、口汚い野次で矢口を罵っていましたよ。クズとかなんとか。
そんなものまで俺は受け入れられませんから。クズはテメェだこの野郎。
俺にはそいつよりも大きな声で矢口に声援を送ることぐらいしかできなかったけどさ。
でも俺以外にもこの境遇と必死に戦おうとしているヤグヲタがたくさんいたんだよ。
それがわかって本当に心強かった。俺らは矢口を一人で矢面に立たせたりしませんから。

ただ、矢口の決断はヲタの反感を蜂起させても仕方のないものだったのだということを、彼女自身も理解しなければいけない。
その上でこれからやっていくというのならば、俺たちはついていくよ、と。

これは矢口に限った話じゃないけど、ひとつ言わせてもらいたい。
ステージの上にいるあの娘達は、人形でもサイボーグでもない。
俺たちが相手にしているのは、生身の人間なんだよ!アイドルである前に一人の人間!
だからこそ他人に知られたくないことだってあるし、判断を誤ることもあるんだよ。
それも含めて、生きた人間として尊重してやってくれよ頼むから!
自分の思い通りにならないからって人格まで否定してみたりさ。何様だっていうんだよ。
だったら二次元ヲタでもやってろっつうんだよ。絵に描いた女の子ならお前の言うこと何でも聞いてくれるだろうよ。

それにしても、モーニング娘。卒業メンバーで歌った『LOVEマシーン』。
あれは残酷だった。
こっちも身体では歌って踊って、盛り上がってたけど。
あんなに寂しくて悲しくて悔しい気持ちでラブマを聴いたのは初めてだった。
もう二度とここに矢口は加われないんだな、って思ったら涙が出そうだった。
それもこれも矢口自身が引き起こしたことだっていうのがわかっているからこそ、やりきれない気持ちでいっぱいだった。

まあでも、まだまだへこたれるわけにはいかないんで。
矢口もその他ハロメンも、これからも分け隔てなく応援していきますから。
それが俺の決めた道なので。誰に何と言われようともね。