25回記念日刊スポーツ主催2004神宮外苑花火大会 あやや・W・ベリーズ工房の「ハナビ♂ム」

花火大会を観に行くなんて何年ぶりだろう。とはいえこの強烈なオマケがなければ興味もわかなかったことは自明である。
前日になって、狼卓から参戦の2名と連れ立ってヲタ芸打ちまくり大会開催の運びとなった。
会場の国立競技場には15:00ごろ到着。ゆかた姿も多く、ヲタ密度が明らかに薄い。初めてといってもいいくらいのアウェー感を味わう。
開場間近になって二人と合流。彼らは手に手に酒を持って早くも臨戦態勢。なぜか焦る。
入場してみて唖然とする。ステージは遥か遠く、しかも自由席からは巨大なスピーカなどが障害となって演者の姿を肉眼で確認することすら困難な状況である。
確かにチケットには「ステージが見えない場合がございます」とかなんとか書いてあったが場合どころか自由席からはもれなく見えません。まあ逆に開き直って暴れるにはいいシチュエーションではある。
国立競技場に来るのは昨年の11月以来。忘れもしない、あの浦和レッドダイヤモンズ初タイトル獲得の瞬間を見届けたその場所である。
なにかあの時の興奮がよみがえるような感覚、そしてオープンエアーの開放感があいまって、後から考えると明らかに異常なペースで飲酒。
それでも最初のうちはまだ歯止めがかかっていたが…
ついにライブ開始。まずBerryz工房が先陣を切る。いずれもキラーチューンと呼んでいい既発シングル3曲で早くも会場は熱気に包まれる。
そしていいのか悪いのかライブ中も売り子がビールを売りにくる。もう途中からは来るたびに買っていたような気がする…
続いていよいよWが登場。アルバム『デュオU&U』から6曲を披露、最後はBerryz工房を従え新曲『ああ いいな!』で締めくくった。
トリを務めるのはもちろん松浦亜弥。迫力たっぷりに8曲を歌いきった。そしてあやや名物「歌詞とばし」も初めて拝むことができて大変満足。
ライブ終了後は本日のメインというかもはやオマケというか、花火のスタート。…しかしこの頃にはすでに酔いが回りきっており、一つの花火が二つに見える。
まあ、キレイだったけど…ライブには負けてる。
最後はスクリーンに他会場の松平健が出てきて、『マツケンサンバⅡ』を歌った。うん、すごい。
こうしてひと夏の夜の夢を堪能した私達は、帰りは新宿まで歩き、松屋で食事してから帰途につきました。


とにかく今回は、連れがいてよかった。ライブ始まっても周りの一般客は座ってるような状況で、一人でいたらさすがにたじろいでいたかもしれない。
さて、ほとんど息をつく間もなく金曜日には大宮でW&Berryz工房のコンサート。今度はじっくりとその姿を拝ませていただきましょう。